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私はインスリン注射を始めたくありません。 最近インスリン注射を始めた友人は一生し続けなければならないそうですが。
1型糖尿病患者と一部の2型糖尿病患者においては生涯インスリン投与が必要です。1型糖尿病患者では体内でインスリンの生成ができないため、インスリン投与が不可欠だからです。 2型糖尿     続きを読む
質問を投稿:
2011-02-11 15:08
Question: 
私は約10年来の2型糖尿病患者で、現在57歳です。これまでに糖尿病に関連するたくさんの本や会報などを読みましたが、私の状況にぴったり合った情報を見つけられませんでした。私の体重は過体重ではなく、むしろやせ型です。そこで何かヒントをいただければありがたいのですが・・・。現在グリピチドとメトフォルミンを内服しており、ヘモグロビンA1Cは8から10%の間です。
Answer: 
非常に重要にも関わらず、あまり取り上げられない質問をして頂きありがとうございます。
 
典型的な2型糖尿病として記述されている病態は、実際には80-85%の患者さんに認められる症状です。2型糖尿病患者さんの少数の方は過体重ではありません。たとえばアジア人の2型糖尿病の方は正常の体重の方が多いです。私たちは「やせ型の2型糖尿病」は、大多数を占める過体重の2型糖尿病とは少し異なった病気の過程をたどるのではないかと考えています。
 
根拠として、やせ型の2型糖尿病患者さんは、インスリンを有効に使う能力(インスリン抵抗性)の問題よりも、インスリン産生能力の方に問題がある場合が多いことが挙げられます。これは、正常の体重及び非肥満の2型糖尿病患者さんはインスリン抵抗性が無いと言っているわけではありません。実際に私たちの研究結果において、非肥満の患者さんでもインスリン抵抗性があることが示されています。言い換えますと、やせ型の2型糖尿病患者さんにおいても、インスリン産生能力の問題とインスリン抵抗性は両方存在するのですが、インスリン産生能力の問題の方がより重要な項目として病態に関わっているということです。
 
また特記すべきことは、A1C値があなたのように高値の場合、糖質(カロリー)の多くが尿中に漏出して体重が減る可能性もあります。A1C値を7%未満に保つことが健康のために一番良いことです。あなたのケースでは、体重を減らすためではなく、インスリン抵抗性を改善させる為に運動をすることが特に有効だと考えられます。
 
回答者: William Hsu, M.D.